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エネルギー自立地域経済好循環 × イノベーション 
                 持続可能なまちづくり

持続可能なまちづくり事業

ニセコ町の地域課題の解決を図りながら 持続可能なまちづくりの先進モデルを創造する

環境モデル都市に国から認定され、日本で先進的な取組をすすめてきた北海道・ニセコ町。CV はニセコ町の「第2次ニセコ町環境モデル都市アクションプラン策定にかかる調査研究」「NISEKO生活・モデル地区都市事業構想策定」などの委託業務を行ってきました。

 

2018年、ニセコ町は「SDGs未来都市」に選定され、「NISEKO 生活・モデル地区構築事業」は、国が SDGs未来都市初年度選定の際に、特に先導的な提案事業について選定した「自治体 SDGsモデル事業」として、全国 10事業の中の一つに選ばれています。そのヴィジョンや計画を “絵に描いた餅” で終わらせないために、2020年 7月、ニセコ町・地域事業者・CVが共同出資し、 まちづくりを実行していく事業主体となる地域まちづくり会社 「株式会社ニセコまち」を設立しました。

 

新会社は

 1. ニセコ町が世界に誇る持続可能なまちとして、価値 を高めていく

 2. 北海道や日本における先進事例、SDGsモデル都市 「NISEKO」へ

のヴィジョンを掲げ、「モデル街区構築事業」と「地域エネルギー事業」を進めていきます。

 

日本のこれまでの一般的な土地開発とはまったく違った新しいコンセプトのもと、地域から流出しているエネルギーの費用を地域内に押しとどめることによって、未来に向かって長期的に、地域をより豊かにしていくことを目指します。

 

以下の図は、モデル街区構想のパースです。ニセコ町の人口 は現在約 5千人ですが、核家族化と人口増加圧力を受け、この新街区に最大で約 400~500人が新たに住むエリアを約 10 年かけて創る計画です。30年前に造成された団地と、新しく造成するエリアを、中央の広場がつなぎます。

 

2021年度には開発に関する各種手続きを終え、2022年度から本格的な造成工事に入り、2023年度からは、厳しい冬の寒さのニセコでも、最小限の設備・光熱費・除雪の負担で、部屋の隅々まで暖かく快適に過ごせる高性能の集合住宅を、徐々に建築していく計画です。

 

以下の「モデル街区を貫く8つの柱」のもと、  

 ◆ 中価格帯で住める賃料で、高性能の住宅の確保  

 ◆ 超高断熱・高気密の建物群  

 ◆ EVシェアカーとライドシェア  

 ◆ 豊かな緑のインフラ

を提供し、将来的には、遠隔医療や遠隔教育、自動運転による公共交通などにより、地域の社会課題を解決していく可能性を追求していきます。