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第2回 CV ドイツ・フライブルク合同視察レポート

ドイツにしては気温が高い日でした。半袖のシャツで1日平気でした。

今日は終日フライブルグにあるヴォーバン住宅地の視察。まずはフライブルグの平均的な住宅賃料等を確認!市内賃料床面積1m2あたり8~9ユーロ

家族で100m2の家を借りると・・・800ユーロくらい現在130円で計算すると、10万円強する・・・結構家賃高いですよね!

田舎の方といっても電車で20分くらいで5ユーロくらいになるようです。

結果500ユーロ・・・6.5万円くらいですね

中心部の町並みは、中心の大聖堂の周りは空襲で焼けたそうです。しかし自分たちが宿泊している周りは1400年前後から合った場所です。それをメンテナンス、改築をしながらずっと存在しているのです

フライブルグ:ラインハウス(テラスハウス)

家と家境界は繋がっています。道路と建築物は全て壁面を合わせて建てるということになっています。ですから住宅が繋がって建築されているようになります。

昔は、中心部にも車が入るようにアスファルトで敷き詰められていたようです。

中心部は混雑しますし、駐車場の確保も大変・・・結果としてお店からどんどん人が離れ郊外の大型店舗に流れたようです。現代の日本のようです。郊外に人が流れ、市内、駅前はシャッター街になる・・・

そこで1968年から社会実験を繰り返しました。

車を通行止めにしたり、ある通りは完全に車が入れないようにしたり・・・

当初商店街は猛反対でした。しかし結果1978年に実験結果は車を市街地に入れないほうが商店街は活気付くということで9時半から20時までは住民等以外は原則車の進入を禁止しました。

結果街に公共交通が縦横無尽に走りました。ウインドウショッピングをしながら買い物が安心してできる、しかも歩ける距離で・・・

 

フライブルグ城門、城門からトラム

この写真はまだ朝9時前ですが、結構な人通りです。

夜ともなると物凄く人通りが多くなり活気付きます。

ドイツの人々は朝早く会社に出勤し、夕方早く自宅に戻り出かけたり、家族と一緒に食事を取るという習慣がついているようです。ですから、夜はみんな公共交通を使って街に繰り出します。

(クラブヴォーバン 代表理事 早田 記)