クラブヴォーバンの行う勉強会「PJ25」の2011年度分は、すべて大盛況のうちに無事開催されました。
ここまで4月13日(第一回、ファシリテーター村上)、5月18日(第二回、ファシリテーター中谷)、6月15日(第三回、ファシリテーター今泉&早田)、さらに7月13日(第四回、ファシリテーター近藤)と満員の会場の中、今後のエネルギー政策について、省エネ改修やリフォームについて、そしてクラブヴォーバンで蓄積してきた新築の省エネ住宅について、さらには、これまでの日本の行ってきた制度の総括と、東日本大震災の復興を見通した今後の行く末について、参加者との非常に活発な意見の交流を行ってきました。
そして最終回の8月10日、ドイツから環境、省エネルギー建築の普及と建築家への教育、そして数多くのプロジェクトを長年手がけている専門家集団、「エコセンターNRW」から所長のラウシェン氏、技術専門家の永井氏を招待し、とりわけ建物の燃費計算、エネルギーパスや認証について大いに議論しました。日本在住のドイツ人建築家、彦根アンドレア女史にもパネルディスカッションに参加していただき、活発な意見で、今後の建築・建設業界、住宅業界の将来を議論しました。
かなり多くの方からの参加があり、毎日新聞ホールの会場は200名近くが満席となりました。今後、クラブヴォーバンでは、年度内に続PJ25、来年度には2012×PJ25を計画していますので、そちらもお楽しみに。
第5回 PJ25チラシ
パネルディスカッション・プログラム
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