今年度「PJ80セミナー」としてパワーアップした連続セミナー、東京の第1回目は、クラブヴォーバン代表でドイツ・フライブルク在住のジャーナリスト・コンサルタントの村上敦からのレクチャーでした。
みっちり3時間、「ドイツの都市計画法と線引きについて」と題して、
- ドイツの国や自治体の制度と都市計画、FプランとBプラン
- 都市計画の進め方や資金調達方法、日独の違い
- フライブルク市と日本の都市の航空写真比較にみる街づくりの違い
- ドイツの多くのまちで、まちの中心部が活性化された状態が、今後50年後も、100年後も同じように「まちの寿命が続いてゆく」理由と、日本ではそれが叶わない理由
- 日本でのコンパクトシティ、線引きについて
についてのレクチャーと会場からの質疑応答、ディスカッションを行い、終了後には会場で懇親会を開催しました。
クラブヴォーバンでは、学生・企業の社長や社員・団体職員・NPO職員など、様々な立場の人々が集い、新たな学びと交流が生まれています。
少子・高齢化で空き家増加や行政コストの負担増など、今後の日本では問題が山積みです。ドイツの都市計画における経験、事例に学びながら、「持続可能なまちづくり」のためにこれからの日本に何が本当に必要なのか、私たちに何ができるのか。引き続き学び、行動したいとの意見もありました。
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