2月からロードショーが始まったドキュメンタリー映画「おだやかな革命」を鑑賞しました。
原発事故以降、秋田・福島・岐阜・岡山の市民が始めた、太陽光・風力・小水力・バイオマスによる自然エネルギー発電。女優鶴田真由さんの静かなナレーションで、美しい自然の中に笑顔があふれる人々の姿が印象に残る、未来への希望に溢れた作品でした。
3.11以降エネルギー政策をめぐり、様々なドキュメンタリー映画が公開されてきましたが、この作品は自然エネルギーが正しく素晴らしい、ということのみではなく、むしろ地域の人たち自らが自然エネルギーによる発電に関わり、地域の経済や人間関係が真の意味で豊かになっていく姿に焦点が当てられています。これは、クラブヴォーバン代表
村上敦の著書「キロワット・アワー・イズマネー」の内容とも、重なる部分がたくさんあります。
この作品には、クラブヴォーバンのメンバー連載 にもご協力いただいているノンフィクションライターの高橋真樹さんが、アドバイザーとして協力されています。全国でも順次公開されていくようですが、東京では「ポレポレ東中野」で4月中旬まで上映予定(詳しくは劇場にお問い合わせください)とのことです。 (事務局:福島)
《公式サイト》
http://odayaka-kakumei.com/
《映画予告編》
http://odayaka-kakumei.com/trailers/